第6回新唐人国際ピアノコンクール 応募締切の延長のお知らせ
新唐人国際ピアノコンクールは、純粋な真、純粋な善、純粋な美を有する正統派芸術を推進し、ヨーロッパの古典音楽への回帰および振興を主旨としています。この度、2021年新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の世界的な流行状況に伴い、旅行や集会に対するガイドラインが厳格化されたため、3つの選考過程(予選、セミファイナル、ファイナル)の全てをオンラインでの開催に変更されることが決定しました。同時に優秀なピアニストの皆様がこの機会を逃すことのないよう、応募締め切りを9月10日まで延長いたします。
本コンクールは、コンクール指定の委嘱作品を除き、演奏対象となる楽曲はバロック、古典派、ロマン派時代のものに限定しています。これらの時期の作品は最も純正な西洋古典音楽を代表するものです。
本コンクールの審査委員であり、芸術顧問を務めるピアニストのジャナラ・カッサンノバ(Janara Khassenova)氏は「1600年から1900年にかけて制作されたピアノの古典的作品は、優美な風格と旋律を特徴とし、内面的な精神性を持ち合わせています。例えば、バロック時代の音楽は教会で用いられ、神を賛美するために使われました」と述べています。
2019年度のコンクールの銀賞を受賞したイタリア出身のニコラス・ジャコメッリ(Nicolas Giacomelli)氏は「これら(古典音楽)の伝統を失わず、継承していくことが大切です。新唐人国際ピアノコンクールのこの特別な使命は、社会および音楽家にとって非常に貴重であり重要であると考えています」と述べています。
第5回新唐人国際ピアノコンクールは2019年に実施しました。全世界から100名以上のピアニストがエントリーし、28カ国78名のピアニストがニューヨークでの予選に出場しました。今年のコンクールも2021年9月3日からオンラインで実施する予定です。
一次選考を通過したピアニストは予選、セミファイナル、ファイナルという三段階の選考で技量を評価されます。セミファイナルとファイナル、そして入賞者の演奏会の模様は、新唐人テレビを含む「エポックメディアグループ」の各言語ウェブサイトおよびSNSを通して全世界でライブ放送します。
コンクール課題曲
予選:バッハのトッカータ、ショパンのエチュードの曲目リストから、それぞれ一曲ずつ選んで演奏。
セミファイナル:ピアノコンクールの委嘱作品、ベートーヴェンのソナタを一曲選んで演奏。
ファイナル:バロック、古典派、ロマン派時代の楽曲から自由に選び、40分間の独奏。
予選、セミファイナル、ファイナルのいずれにおいても、同じ曲を重複して演奏することはできません。
委嘱作品
2016年の第4回新唐人国際ピアノコンクールより、セミファイナルに進出したピアニストはコンクールが指定した委嘱作品を演奏していただきます。西洋楽器であるピアノの技巧と和声で東洋の美しいメロディを奏でます。
コンクールの審査委員長を務める飛天芸術大学音楽科の姚妼姫(Becky Yao)教授は次のように述べています。「伝統的な西洋の古典音楽の要素と、中国古来の音楽の旋律や韻律を完璧なまでに融合させたところが、新唐人国際ピアノコンクールが指定した委嘱作品の特徴であり、魅力でもあります」
今回の国際ピアノコンクールの委嘱作品は、世界的に有名な神韻芸術団で芸術総監督を務めるD.F.氏が作曲した声楽曲を特別にアレンジしたものです。
委嘱作品の編曲者であり、コンクールの審査委員を務める飛天大学音楽科の劉紹珊(Susan Liu)教授によると、委嘱作品は東洋と西洋の正統な音楽の神髄を体現しているだけではなく、神韻の音楽の特徴を受け継いでいます。
中国伝統音楽は内的な感情表現を重視しており、古代の人々は楽器で自らの感情を表していました。一方、西洋の音楽は音楽の全体的な合奏の効果に重きを置いており、楽器の選択と和声効果が要となります。
「委嘱作品を編曲しているとき、私は伝統的な和声、つまり機能和声を追い求めます」と劉教授は述べています。
一次選考を通過したピアニストは45日前に委嘱作品を受け取ることができます。
劉教授は、コンクールに参加するピアニストに神韻交響楽団の音楽を聴くことを勧めています。そうすることで、東西の音楽を融合させたオリジナル曲に含まれた趣と音色を表現する方法をより理解できるでしょう。
正統派の演奏
コンクールの審査員は著名なピアニストとピアノ教育者より構成されています。演奏におけるヴィルトゥオーゾ性のみならず、演奏が正統であるかどうか、古典音楽の内的な美しさを発揮できているかどうかも評価のポイントとなります。
「ピアニストが真心こめて演奏すれば、その思いは聞き手の心にも伝わります。観衆はエネルギーを感じることができ、感動するでしょう」とカッサンノバ氏は述べています。
コンクールに参加するピアニストは古典音楽への回帰に貢献するだけではなく、伝統文化を継承し、人類文明の全体的な向上に寄与することにも繋がります。
コンクールは17歳から35歳(コンクール期間中の年齢)の方が応募可能です。オンラインでのお申込みは以下のページから可能です。
日本語URL :https://www.epochtimes.jp/piano/
英語URL :https://competitions.ntdtv.com/piano/
開催日程
エントリー締め切り 9月1日
書類選考結果発表 9月15日まで
参加登録/オリエンテーション 11⽉2⽇
準々決勝・準決勝・決勝 11月3日~5日
入賞者演奏会兼授賞式 11月6日
賞・表彰
金賞 10,000米ドル
銀賞 6,000米ドル
銅賞 3,000米ドル
委嘱作品最優秀演奏賞 3,000米ドル
優秀演奏賞
優秀栄誉賞
連絡先
日本語メール :contact.jp.piano@ntdcompetitions.com
英語メール :piano@globalcompetitions.org
日本語電話番号 :03-6806-8902
英語電話番号 :1-888-477-9228
メディア情報や取材については、メールまたはお電話にてご連絡ください。高画質の写真、および文字データの提供が可能です。
新唐人テレビとは
新唐人(NTD)テレビは2001年、ニューヨークで設立したグローバルニュースメディアです。
独立・非営利の立場から世界中の出来事を報道し、文化事業にも取り組んでいます。中国本土以外における最大の中国語ニュースメディアとして、公正、尊厳、人間性を持ち合わせた質の高いコンテンツを提供し、社会の道徳意識と価値観を促進することに力を入れています。
また、真実と正確な情報を発信することが世界の正義と信頼を維持することに繋がると考えています。多文化の視点とグローバルな視野に基づき、各種世界規模のコンクールと高品質の文化番組を通じて、世界と中国の正統な文化芸術の復興に尽力してきました。新唐人テレビは現在、衛星放送、ケーブルテレビ、地上波放送及びネット配信等を通じてアジア、ヨーロッパ、北米の視聴者に24時間放送しています。
詳しい情報はホームページ NTD.com/about.htmlについて をご覧ください。
新唐人国際ピアノコンクール
新唐人国際ピアノコンクールは新唐人テレビが主催する国際文化芸術コンクールの一つです。純粋な真、純粋な善、純粋な美を有する正統派芸術を推進し、バロック、古典派、ロマン派時代の古典音楽への回帰および振興を主旨としています。そして、芸術に対する飽くなき追求を通して、250年の歴史を持つ遺産であるピアノの名曲を今後も繁栄させていくため、芸術性を重視しています。これらの作品は人類の宝であり、後世に引き継がれるべきものだと考えています。