イメージ写真(Sergiy Tryapitsyn / PIXTA)

古典協奏曲の父――アントニオ・ヴィヴァルディ

アントニオ・ヴィヴァルディは1678年にイタリアのヴェネツィアで生まれ、1741年7月28日にウィーンで亡くなりました。14歳の時から神父になるための教育を受け、25歳に正式な聖職者になりました。ヴィヴァルディの髪色が赤かったため、彼は「赤髪の神父」とも呼ばれていました。後に、「体調不良」という理由で聖職者を止めたそうです。

ヴィヴァルディはバロック時期の音楽家で、生涯40以上もの楽曲と500以上もの協奏曲を創作しました。その清新で活力のある楽曲スタイルが人々に親しまれ、後の音楽家たちに大きな影響を与えました。

例えば、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンやヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの楽曲からヴィヴァルディの作風が見受けられ、また、ヨハン・ゼバスティアン・バッハもヴィヴァルディのバイオリンなどの弦楽器を用いた楽曲を、自らのフォルテピアノ曲や組曲の創作に引用しました。ヴィヴァルディは協奏曲の宗主ともいえる存在で、早期の協奏曲に多大な影響をもたらし、後の古典音楽協奏曲の格式の基盤となったのです。

▶ 続きを読む
関連記事
手のひらの赤みや白目の黄ばみは、単なる疲れではないかもしれません。沈黙の臓器と呼ばれる肝臓は、意外な場所にサインを出すことがあります。
二百年同じ井戸水で豆腐を作る京都の職人や、一生ものの伝統工芸品。効率よりも誠実さを選び、自らの心を映す「ものづくり」の姿勢から、世界中を惹きつけ信頼される日本固有の「信」の精神を紐解きます
テスラのCEOのイーロン・マスク氏の面接方法は独自のもので、その中でも特に好んで尋ねる一つの質問は、うそをついている人物を見分けるのに役立つことが研究でも確認されている。その方法とは
激闘の直後も更衣室を清掃する日本代表と、スタンドのごみを拾うサポーター。勝敗を超え、静かに受け継がれる「礼」と他者への敬意の美徳が、一枚の畳まれたタオルを通じて世界中の人々に深い感銘を与えている
喉の乾き、だるさ、イライラが気になる処暑。冬瓜とゴーヤを組み合わせるだけで、夏の名残の熱を冷まし、初秋の体を整える食卓に。