自民党の二階俊博幹事長は3日の記者会見で、菅義偉首相の党総裁任期が9月末に満了することに伴う総裁選に関し、「菅総裁を今すぐ代える意義は見つからない」と述べた。7月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

菅総裁を今すぐ代える意義見つからない=自民総裁選で二階幹事長

[東京 3日 ロイター] – 自民党の二階俊博幹事長は3日の記者会見で、菅義偉首相の党総裁任期が9月末に満了することに伴う総裁選に関し、「菅総裁を今すぐ代える意義は見つからない」と述べた。そのうえで「しっかり続投していただきたいと思う声の方が国民にも党内にも強いのではないか」との認識を示した。

総裁選には、菅首相が出馬に意欲を示している。二階氏は、複数の候補が立候補するかどうか今のところ見通しはないと指摘。「現職が再選される可能性がきわめて強いという状況というのは誰もが承知している」と述べた。

10月21日には衆院議員が任期満了となる。二階幹事長は「五輪が追い風で選挙に有利だとは考えていない」としつつ、五輪の成功は一生懸命支えてきた者としてうれしく思うと述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾中央気象署によると、24日午後5時47分ごろ台湾東部の台東県付近でマグニチュード6.1の地震が発生した。最大震度は台東卑南で5弱。各地で震度1~4を観測し、防災警報(国家級警報)が発令された
頼清徳総統は、訪台した日本の国会議員団と会談し、サプライチェーンのリスクや経済安全保障を巡り、日台の連携を一層深める必要性を強調した。
最近、米テック大手が就労ビザ保有社員に海外渡航の自粛を呼びかけている。在外公館での審査遅延と安全保障を理由とした審査厳格化により、出国後に再入国できなくなるリスクが高まっているためだ。
米アリゾナ州フェニックスでこのほど開催された保守派集会「アメリカ・フェスト」は、米保守活動家チャーリー・カーク […]
国内ではファイヤーフォールを敷き、海外では世論戦を仕掛ける中共。では、中共のプロパガンダをいかに見分ければいいのか。習近平個人への批判は避けたり、法輪功迫害などの人権問題に沈黙する言説を流す人物は、中共の買収されているあるいは影響下にある可能性があると専門家はいう