アイスホッケーオーストラリアチームのレーチェル・リンチ選手は、救急隊員でもある。2021年6月14日撮影。(Paul Kane/Getty Images)

<写真>東京五輪で選手として活躍する医療関係者 

プロスポーツ選手と医療関係者。一見して両立が困難な二つの職業だが、東京五輪に出場する選手の中にはその双方を兼ねる者もいる。新型コロナウイルスが蔓延するなか、選手たちは医療業務をこなしながら、トレーニングに打ち込んできた。

1. トライアスロン スペイン代表 スサナ・ロドリゲス(Susana Rodriguez)選手

スペインの女性トライアスロン選手、スサナ・ロドリゲスさん(33)の本業は医師だ。生まれつきの障害を持つ彼女は医師として患者の診療に携わる傍ら、余暇を利用してサイクリングや水泳、ランニングのトレーニングに励んでいる。また、新型コロナウイルスが蔓延するなか、患者の治療も従事していたという。

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