英空母「クイーンエリザベス」打撃群(イギリス海軍ホームページにより)

南シナ海で軍事演習、抗議声明、船の追尾…中国軍の態度はより強硬に=専門家

米国や欧州主要国、豪やインド、日本は今年後半、英空母「クイーンエリザベス」を中心とする打撃群のアジア派遣に合わせて、合同演習を行う予定だ。アナリストは、これに反発して中国軍が外国艦船の追跡や、南シナ海などで実弾演習を実施すると分析している。

ランド研究所のデレク・グロスマン上級研究員は、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対し、中国は外交的な抗議活動を開始したり、国内の英語メディアを通じて抗議文を発表したりするほか、外国艦船に追尾するなど、より強硬的な姿勢を見せる可能性があると述べた。

実際、8月はじめ、太平洋地域を航行中の英空母「クイーン・エリザベス」打撃群が中国の商(シャン)級原子力潜水艦2隻によって追尾されたと英メディアが報じた。

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