学術界に浸透する中国マネー
ドイツ漢学者、同国大学を提訴 中国の資金援助の内容開示拒否で
ドイツ人漢学者であるデビッド・ミッサル(David Missal、穆達偉)氏は16日、中国からの資金提供に関する情報の開示を拒否したポツダム大学(Universität Potsdam)に対し、訴訟を起こした。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
ミッサル氏はRFAに対し、「多くの大学は、中国からの資金提供の詳細を公表しようとしない。だからこそ、私は自由権利協会(GFF)と協力してこれらの大学を訴えることにした。昨年はマインツ大学、今年はポツダム大学を訴えている」と述べた。
ミッサル氏は昨年、ドイツの100大学に対し、中国からの資金提供の有無、金額、契約条件などを開示するよう求める調査プロジェクトを開始した。
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