EU、インフラ入札に新規則 中国に市場開放迫る
EUの公共事業入札では、これまで中国企業がよく破格の安値で落札したが、EUの企業は中国の公共事業の入札に参加することが認められていない。EUはこのほど、この「不公平な状況」に対応する新規定を打ち出した。
タイ向けの中国製潜水艦、独企業のエンジンを使えず=米紙
中国がタイ海軍に販売するS26T潜水艦に、ドイツのMTUフリードリヒスハーフェン社(MTU Friedrichshafen GmbH)のディーゼル・エンジンを装備できないことがわかった。
ドイツ、国防費をGDP比2%超に大幅引き上げへ
[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は27日、連邦議会(下院)で演説し、国防費を国内総生産(GDP)比で2%以上へと大幅に引き上げる方針を表明した。ロシアによるウクライナ侵攻を受けた政策転換の一環。 ショルツ氏は「自由と民主主義を守るために、わが国の安全保障にもっと資金を投じなければならない」と述べた。 ショルツ氏によると、政府は2022年の予算から1000億ユーロを国防費に充
G7外相、共同声明で懸念表明 侵攻すれば「前例のない代償払うことに」
緊張が続くウクライナ情勢をめぐって、G7(先進7か国)の外相は19日に緊急会合を開き、共同声明を発表した。ロシアの行動は「世界の安全と国際秩序への挑戦」であると非難し、侵攻すれば金融・経済制裁によりロシア経済は「前例のな
ドイツのショルツ新首相、2月に訪米へ
[ワシントン 24日 ロイター] - 昨年12月に就任したドイツのショルツ新首相が、2月にワシントンを訪問する。米ホワイトハウスのサキ報道官が24日、明らかにした。 報道官は記者団に、ホワイトハウスはショルツ氏を迎えるのを楽しみにしていると語った。 ある米当局者は、訪米の詳しい日程はまだ決まっていないと述べた。
独、ロシアがウクライナ侵攻ならノルドストリーム2停止検討=首相
[ベルリン/モスクワ 18日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は18日、ロシアがウクライナに侵攻すれば、ドイツはロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム2」の停止を検討すると述べた。 ロシアによるウクライナとの国境沿いでの軍増強を巡り、ロシアと西側諸国は先週、一連の協議を行ったものの議論は平行線をたどり、ショルツ首相はこの日、ベルリンで北大西洋条約機構(NATO)の
「中国産肉を食べないで」独反ドーピング機構、北京五輪選手に呼びかけ
ドイツ反ドーピング機構(NADA)は10日、来月初めに開幕を迎える北京冬季オリンピックを巡って、大会に参加する選手らに対し、中国産の食肉を食べないよう注意喚起した。
恒大問題は「顕著な経済的影響与える」=独中央銀行月次報告書
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は11月の月次報告書の中で、中国不動産開発大手、中国恒大集団の債務危機はドイツや他国に「顕著な経済的影響を与える可能性がある」との見解を示した。
これでオミクロン株にも動じない「自己免疫力を堅持する方法」
新しい変異ウイルスであるオミクロン株が出現し、世界に衝撃を与えました。オミクロン株は、デルタ株よりも感染力が格段に強いとも言われています。新たな変異株が急速に拡大することで、ワクチンの抑止力に影響を及ぼす可能性があります
世界的半導体チップ不足 中国企業の買いだめが主因=独シンクタンク
半導体チップの供給不足。 最近の調査によると、新型コロナウイルス感染症の大流行のほか、米中ハイテク戦争に備えた中国企業が半導体チップを備蓄したことも需給バランスに影響したという。
メルケル独首相「中国との協力が甘かった」
ドイツのメルケル首相はこのほど、ロイター通信のインタビューで、対中戦略について「当初、(中国との)いくつかの協力関係に対するアプローチが非常に甘かったかもしれない」と述べた。
ドイツ、コロナ感染率が過去最悪 対策強化の見通し
[ベルリン 15日 ロイター] - ドイツで新型コロナウイルスの感染率がパンデミック(世界的大流行)開始以来の高水準に上昇した。連立協議を行っている3党は対策の強化を計画している。 ロベルト・コッホ研究所の15日の発表によると、過去7日間に感染した人は10万人当たり303人と、前日の289人から増加。 死者は43人増えて累計9万7715人となった。 緑の党のロベルト・ハベック共同党首は、連立協議を
中国企業がコンテナ港運営権の一部取得 独メディアは警戒呼びかける
中国大手国有企業が9月末、ドイツのハンブルグ港にあるトレロー・コンテナターミナル(CTT)の運営権の35%を1億ユーロ(約131億円)で買い取った。
中国軍艦にドイツ製エンジン 軍民両用製品の輸出に抜け穴
ドイツの老舗エンジンメーカーのMTUフリードリヒスハーフェン社は、2020年までに中国の防空ミサイル駆逐艦などにディーゼルエンジンを供給していたことがわかった。
岸防衛相、ドイツ大使および連邦軍トップと記者会見 日独交流160周年の節目に防衛協力の強化を確認
岸信夫防衛大臣は5日、ドイツ海軍のフリゲート艦「バイエルン」の日本寄港にあわせ、同国のツォルン連邦軍総監およびシェーンバッハ海軍総監による表敬訪問を受けた。ドイツ艦艇による日本寄港は約20年ぶり。また、ドイツのフォン・ゲ
ドイツ海軍艦艇、20年ぶり日本寄港 海自と共同訓練も
防衛省によると、インド太平洋地域に派遣されているドイツ海軍フリゲート艦「バイエルン」が5日、横須賀に寄港する。4日から5日まで、関東南方の太平洋で海上自衛隊護衛艦「さみだれ」と共同訓練を行う。ドイツ海軍艦艇の日本寄港は約
ドイツ教育大臣、孔子学院の全校閉鎖求める
ドイツの週刊誌デア・シュピーゲルによると、カーリチェク連邦教育研究省大臣は、自国内のすべての孔子学院の撤廃を求めている。
「中国の長い腕」独2大学、中国の圧力で新書イベントを中止
ドイツの2大学で開催する予定の新書討論会が、中国から圧力を受け、キャンセルされた。
焦点:独新政権へ連立交渉、左右どちらでも市場は歳出拡大を想定
[27日 ロイター] - ドイツでは26日の連邦議会(下院)選挙を受け、新政権樹立に向けた各政党の連立交渉が始まった。ただ投資家の見立てでは、誰が首相になっても財政を緩め、歳出を拡大する姿勢は継続されそうだ。 今回の選挙ではショルツ財務相が率いる中道左派の社会民主党(SPD)が、メルケル首相が属する保守連合のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)を僅差で下して第1党の地位を確保。どちらの勢力も
ドイツも調査へ 中国製スマホの検閲疑惑 リトアニアの注意喚起受け
ドイツ連邦情報セキュリティ庁(BSI)が25日、中国スマートフォン大手、小米科技(シャオミ)のスマートフォンについて、安全性の調査を開始した。ドイツ通信社(DPA)が報じた。
「いじめはやめろ」国際超党派議連が中国共産党政権による台湾、リトアニアへの圧力を非難
日本や米国など19か国の超党派国会議員が加盟する国際的な議員連盟「対中政策に関する列国議員連盟(IPAC)」は13日、中国共産党政権から政治的、経済的な圧力を受けているリトアニアと台湾に対して、国際的な連帯が必要だと呼びかけるビデオメッセージを発表した。
ドイツ駐中国大使急死、メルケル氏の対中宥和政策が頓挫か
在中国のドイツ大使館は6日、8月24日に赴任したばかりのヘッカー駐中国大使(54)が急死したと発表した。ドイツメディアは、ヘッカー氏の死去によってメルケル首相の対中宥和政策は頓挫したとの見方を示した。
英空母が日本周辺で演習する最中…中国軍も渤海や海南島で軍事訓練
防衛省・自衛隊は、日本近海を含むインド太平洋地域において8月から9月にかけて、多国籍からなる英空母クイーン・エリザベス打撃群とともに演習を継続して行っている。日本は、ルールに基づく海洋安全保障の価値を共有する国々とともに「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現し、拡張主義を取る中国を牽制する。こうしたなか、中国軍もまた渤海や海南島で軍事訓練を展開している。
中国、ドイツ優良企業を相次ぎ買収 ハイテク覇権狙う=報道
ドイチェベレ中国語電子版は5日、米中対立で製造業強化戦略を立てている中国当局は、ドイツの優れた技術力を持つ中小企業を狙い、買収を進めていると指摘した。
駐中国ドイツ大使 赴任から数日で突然の死 死因まだ発表されず
ドイツ外務省は6日、駐中国ドイツ大使ヤン・ヘッカー氏が突然の死を迎えたと発表した。大使就任からわずか数日だった。同省は、大使の死因についてまだ明らかにしていない。
「新しい人生の道」を示してくれた一書
親愛なる日本の皆様へ:
初めてお便り申し上げます。私はファービーといいます。ポーランドの生まれで、今年27歳になります。
ドイツ漢学者、同国大学を提訴 中国の資金援助の内容開示拒否で
ドイツ人漢学者であるデビッド・ミッサル(David Missal、穆達偉)氏は16日、中国からの資金提供に関する情報の開示を拒否したポツダム大学(Universität Potsdam)に対し、正式な訴訟を起こした。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
独軍艦がアジアに向け出港 上海に寄港予定も「大局的には欧州の本気度示す」=専門家
ドイツは8月2日、約20年ぶりに軍艦を南シナ海に派遣する。インド太平洋地域での軍事的プレゼンスを拡大することで、価値観を共にする西洋諸国と協調を図る。いっぽう、当該艦艇は中国・上海への寄港も予定している。一見矛盾するような動きについて専門家は、自由主義国との連携と中国経済への依存という点で、ドイツによるアジアの関与は調整段階にあるとみている。