ドイツ反ドーピング機構(NADA)は10日、来月初めに開幕を迎える北京冬季オリンピックを巡って、大会に参加する選手らに対し、中国産の食肉を食べないよう注意喚起した。
AFP通信の報道によると、NADAは同日のニュースレターで、中国産食肉にクレンブテロールが混入している可能性があると指摘し、摂取すればドーピング規則に違反する恐れがあるとした。
同機構は、「肉の消費は可能であれば避けるべきであり、代替案を栄養士と相談すべきだ」との見解を示した。
AFP通信は、中国産食肉のクレンブテロール混入問題は反ドーピング機関によって以前から指摘されているとした。ただ、最近では新たな事例は報告されていないという。
(翻訳編集・張哲)
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