AKI / PIXTA

おもしろ動画! 母グマが4匹のいたずらっ子を連れて道路を横断

アメリカのコネチカット州の高速道路にいたツキノワグマのママが、やんちゃな子熊4頭を連れて道路を横断した動画が注目を集めています。

熊の親子たちは、多くのドライバーの注目するなか警察の保護のもと、とても面白い行動を見せてくれました。

このほっこりしたエピソードは、ウィンチェスターの町にある制限速度40マイルの交通量の多い道路で起こりました。

警察は、熊の親子が安全に道路を横断できるように、一時的に道路を通行止めにしました。

現場で撮影された2分間のビデオには、母熊が1匹の子熊を口に咥えて、そそくさと道路を横切ろうとする様子が映っています。

あたかも彼女には、この長蛇の列ができているのは自分のためだと理解しているかのようでした。

この大きい母熊は、一匹の子熊を咥えて道路を横断し、その後ろに二匹目の子熊がついてきました。

三匹目の子熊は、ママが行ってしまったのを見て自分で道路を渡りました。

しかし、すべての子熊が利口だったわけではありません。

最後の子はすこし頑固で、動こうとせず道路を渡ろうとしないばかりか、電柱に登って遊び出す始末です。

仕方がないので、母熊は最初の3匹の子熊を茂みに隠し、すぐに電柱の方にやって来て小熊を引きずり下ろしました。

これで母熊は、自分が子熊を咥えて道路を渡れば何も問題ない、と思ったに違いありません。

ところが、道路の反対側にいた子熊が、母熊のもとに走って戻って来てしまいました。

この時、道路に駐車していたドライバーたちは、子熊に「いい子にしてお母さんと一緒に行け!」と諭そうとしていました。

母熊は一度に2頭の子熊を咥えようとしましたが、うまくいきませんでした。

仕方がないので、母熊は小熊たちを交互に咥えるようにして、試行錯誤の後、ようやく子熊たちと共に対面にある林に移動することができました。

その後、ウィンチェスター警察署は、ベンジャミン・イライジャ・ワシントンという運転手が撮影した現場の4分間の動画を公式Facebookページに掲載しました。

また、警察署は、ウィンチェスターのドライバーたちの広い心に感謝するメッセージを掲載しました。

この2つの映像はインターネット上でトレンドとなっており、数十万、さらには数百万の再生回数を記録しています。

この映像を見た多くの親達には共感を持てる所があり、焦りと面白さを同時に感じていたようです。

ある女性は「私は4人の子供を育てたことはありませんが、気持ちはとても共感できます! 道路上の車がみんな止まって、彼らが道路を横断するのを待ってくれていたのをとても嬉しく思います」とコメントしました。

また別の女性は、「母性の完璧な見本です。どの種族の母親も、子育てには多くの忍耐力を必要としています!」とコメントしました。

 

(大紀元日本語ウェブ編集部)

関連記事
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。
神韻芸術団2025年日本公演間近、全国42公演予定。伝統文化復興を目指す公演に観客の支持と絶賛の声が相次ぎ、チケットも記録的な売上を上げている。
食品添加物「カラギーナン」が健康に与える影響についての新しい研究結果を紹介。インスリン感受性や炎症の悪化と関連があり、摂取を控える方法も提案します。