みずほ銀行、システム復旧 「原因究明と再発防止を」=加藤官房長官
みずほ銀行は20日、障害が発生していたシステムが正午頃に復旧したことを発表した。同行では19日夜に発生したシステム障害により、銀行の窓口業務が処理できないトラブルが発生していた。加藤官房長官は20日午前に開かれた記者会見のなかで、みずほ銀行の度重なるシステム障害は金融機関の信頼を大きく損なうものであると述べ、原因究明と再発防止を求めた。
【復旧】システムにおけるハード障害により店頭でのお取引を受付・処理できない状態となっておりましたが、12時頃、システムが復旧し全ての取引が可能となりました。
多大なご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申しあげます。
詳細は以下をご確認ください。https://t.co/32Lbzr0WEg— みずほ銀行 (@mizuhobank) August 20, 2021
みずほ銀行は公式ホームページで、「多大なご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申しあげます」と謝罪した。そして今回のシステム障害に際し、代替手段により発生した費用等については、個別に対応すると発表した。
加藤官房長官は20日午前に行われた記者会見で、みずほ銀行は本年2月から3月にかけて4回障害が発生したことを指摘。「今回の事態が生じていることは金融機関の信頼を大きく損なうものであり、誠に遺憾である」と述べた。
そのうえで、原因究明と再発防止の徹底に向けて、所管省庁である金融庁においてもしっかり対応するよう要求した。
(王文亮)
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。