腺ペスト菌の画像(Shutterstock)

中国、西北部の寧夏で腺ペスト感染者1人を確認 病院や集合住宅を封鎖

中国西北部に位置する寧夏回族自治区の衛生当局は22日、同自治区銀川市の病院で21日、他省からの来訪者1人が腺ペストに感染したと発表した。

中国メディアによると、感染者は内モンゴル自治区から寧夏回族自治区を来訪した女性(55)だ。地元当局は、女性が訪問した銀川市内の集合住宅地や病院、診療所などを封鎖し、濃厚接触者らに隔離措置を実施した。

内モンゴル自治区オルドス市オトク旗に在住のこの女性は長年、放牧の仕事をしている。

中国メディアの報道によると、14日に吐き気や嘔吐の症状が現れ、滞在先の同自治区平羅県の診療所と人民医院で診察を受けた。しかし、地元診療所では原因を特定できなかったため、17日、銀川市の大病院、寧夏医科大学総医院で診察を受けた。21日に腺ペスト感染を確定したという。寧夏医科大学総医院はその日に、発熱外来の受付や救急外来の受け入れを停止した。平羅県の人民医院も同様の措置をとった。

平羅県の住民によると、県内の集合住宅区、「金水湖畔小区」は20日から閉鎖された。当局は住民の出入りを禁止した。同住民は、「20日に多くの救急車や警察車両がこの小区に入った。今日(22日)、一部の住宅棟はまだ封鎖中だが、住民の出入りを認められた棟もある」と大紀元の取材に語った。

別の住民は、腺ペストの感染を確認された女性の濃厚接触者と、濃厚接触者に接触した住民らは隔離されたと述べた。平羅県の病院は閉鎖され、県外へ行く大通りも封鎖されたという。

小児科医師の陳氏は、ペストは現在流行っている新型コロナウイルス(中共ウイルス)感染症のようなウイルス性感染症と違って、ペスト菌などが原因の細菌性感染症の場合、「免疫システムを構築するのが難しい」とした。

国立感染症研究所(NIID)によると、腺ペストの死亡率は30〜60%で、肺ペストの場合は死亡率がさらに高まる。

いっぽう、女性感染者の地元、内モンゴル自治区のバヤンノール市当局は昨年7月、住民1人が腺ペストに感染したと公表したことがある。同年8月、バヤンノール市は腺ペストに感染した患者1人は死亡したと発表した。

(翻訳編集・張哲)

 

関連記事
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
神韻2018年のダンスの演目『覚醒』では、古代の兵士が伝説の莫高窟(ばっこうくつ)で贖いを求める場面があります。366年に作られ、「敦煌千佛洞」としても知られる莫高窟には、興味深い物語がまつわります。この神秘なる聖なる場所を目指して、数世紀にわたり多くの者が巡礼し、敬虔を示し、壮麗な光景を自分の目で目撃しているのです。
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
旧正月は、家族の再会を祝って団欒し、新たな一年への希望を抱く時です。お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、叔父叔母、離れて暮らす親戚に電話をかけて、「新年快楽!」「過年好!」と旧正月を祝います。