アフガニスタン東部の都市ジャラーラーバードに入ったタリバンの戦闘員(AFP via Getty Images)

米、タリバン投稿を禁じないTwitter社に批判の声 報道官に32万人フォロワー

アフガニスタン反政府勢力タリバンの報道官2人がツイッターで過激な主張を宣伝していることに対して、米国内ではツイッター社への批判が高まっている。

国連がタリバンを依然としてテロ組織に指定しているにもかかわらず、少なくともタリバンの報道官2人がツイッターのアカウントを保有している。そのうちの1人、ザビフラ・ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官はツイッター上で32万人のフォロワーを持っている。同氏はこれまで動画を数十回投稿し、その再生回数は数百万回に上る。ツイッターは、タリバンにとってタダで宣伝を行えるプラットフォームとなっている。

複数の米メディアによると、米SNS大手のうち、フェイスブックやユーチューブは、イスラム原理主義タリバンとその関係者のアカウントを削除し、サービスの利用を禁止する措置を取っている。しかし、ツイッターはタリバンのサービス利用を許可している。

▶ 続きを読む
関連記事
アメリカの漁師が、色鮮やかで極めて珍しい巨大なヒトデを捕獲した。このヒトデは、絶滅危惧種とされているヒマワリヒトデだった 
中国共産党の西側への浸透工作が注目されている。EVバッテリー工場Gotion Inc.の中国親会社は、従業員が中国共産党への忠誠を誓う様子を示す報告と動画を出した。米国の各界から、同社と中国共産党との関係の調査が求められている。
ジム・リッシュ米国上院議員はikTokは洗脳マシンのようにできている、青少年を引きつけ影響している、数百万人の米国人の健康、安全、プライバシーにとって長期的に最も大きな脅威を引き起こす可能性があると指摘。
ワグネル傭兵団のリーダーであるエフゲニー・プリゴジン氏は23日、ロシア軍トップのワレリー・ゲラシモフ将軍がウク […]
平均的に、米国人は自分のスマホに40のアプリを入れている。その中には便利なものもある。しかし、新しいレポートによると、多くのアプリは、表向きは便利なものであっても、人々のプライバシーにとって危険である。アプリは個人データを収集し、その結果を第三者と共有する。多くの場合、私たちの知識や同意なしにそれが行われている。