豪経済、多様化で中国依存減らすべき=財務相
[シドニー 6日 ロイター] – オーストラリアのフライデンバーグ財務相は6日、豪州は経済を多様化し、最大の貿易相手国である中国への依存を減らす必要があるとの見方を示した。また、中国との新たな緊張に豪企業は備えるべきと警告した。
2018年に高速通信規格「5G」ネットワークから中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)を排除した後、豪州は中国との関係が悪化。政府が新型コロナウイルスの発生源を巡る独立調査を呼び掛けると一層冷え込み、中国政府は大麦やワイン、ぶどうなどの豪産品に関税を発動した。
フライデンバーグ氏はキャンベラで行った講演で「中国が最近、豪経済を標的にしようとしているのは周知の事実だ」とし、「戦略的競争の高まりが、われわれが現在、そしておそらく将来に向けても直面する新しい現実だ」と述べた。
関連記事
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。
韓国検察は、国の中核となる半導体技術を中国に不正に流出させた疑いで、サムスン電子の元幹部や技術者ら10人を起訴。国家安全保障を揺るがす重大事件として波紋が広がっている