欧州連合のボレル外交安全保障上級代表(写真)は、アフガニスタンを掌握したイスラム主義組織タリバンと交渉せざるを得ないとし、加盟各国と調整し首都カブールにEUの外交窓口を設置する考えを示した。9月14日、仏ストラスブールで撮影(2021年 ロイター/Julien Warnand/Pool via REUTERS)

EU、カブールに外交窓口設置へ タリバンとの交渉必至=ボレル上級代表

[ブリュッセル 14日 ロイター] – 欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は14日、アフガニスタンを掌握したイスラム主義組織タリバンと交渉せざるを得ないとし、加盟各国と調整し首都カブールにEUの外交窓口を設置する考えを示した。

ボレル上級代表は欧州議会で「アフガニスタンの危機は終わっていない。影響力を確保するために、タリバンと取り組んでいかざるを得ない」と述べた。

EU外相は、アフガニスタンに対する人道支援を継続し、同国との外交関係を維持する条件として、特に女性に対する人権の尊重などを提示。ボレル氏は「(タリバンと)人権について協議することは全く矛盾することだが、そうせざるを得ない」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ大統領はホルムズ海峡への米海軍による封鎖を継続すると表明
「これら女性たちの釈放を強く望む」とトランプ大統領は述べた
4月20日に始まった米比合同軍事演習は、参加国が過去最多となり、日本の自衛隊も初めて正式参加。専門家は、今回の演習は、中共を封じ込める動きが世界的な流れになっていることを示すとともに、日本の関与の拡大が中共への警告になっていると指摘
韓国高官の発言が波紋を呼び、米国が対韓情報提供を一部停止。これまで日量約100ページ規模で共有していた北朝鮮に関する情報が止まり、両国の安全保障協力に影響が出ると懸念している
イラン国旗を掲げたコンテナ船「トゥスカ」が4月20日に米軍に乗り込まれ拿捕された。船内には米側が軍民両用と判断する物品が積載されている可能性があるという。同船はイランへ向かう前、中国・珠海の港湾に複数回寄港していた