自民党総裁候補である河野太郎行政改革担当相、岸田文雄元外相、高市早苗元総務相、野田聖子元総務相は、17日、東京都内で共同記者会見を行なった(Photo by KIMIMASA MAYAMA/POOL/AFP via Getty Images)

自民党総裁選候補者に問う 「対中非難決議」どうするか…アンケート結果公表

先の通常国会では、国外の人権問題に関心が高まり、超党派議連や各党内で人権外交専門チームが立ち上がるなどして議論が深化した。G7では唯一日本だけが成立させていない、人権侵害者に対する制裁法の成立に向けた動きもあった。中国人権問題非難決議が採択の一歩手前まで進み、秋の臨時国会での成立に期待がかかる。

こうしたなか、与党自民党の総裁を決める選挙の立候補者を対象に、同決議案に対する姿勢を問うアンケートが行われ、結果が17日に公表された。実施したのは、チベット、ウイグル、南モンゴル、香港、臓器収奪問題に取り組むSMGネットワークなど13の団体で構成される「インド太平洋人権問題連絡協議会」だ。

選択肢は4つで、「年内の臨時国会で直ちに採択すべきである」「時期はわからないが、採択するべきだ」「採択には慎重であるべき」「採択には反対だ」。自由記述欄が設けられている。

▶ 続きを読む
関連記事
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
現在、フランスで開催中のラグビーワールドカップ。その会場でも、日本人サポーターによる「試合後のゴミ拾い」が、模範的な善行として話題に上っている。
東京都内のマクドナルドの店舗で撮られた「T字型のイス」の写真が、ツイッターなどSNS上で話題になっている。台湾 […]
秋葉剛男国家安全保障局長は8月17日、中国・天津で中国外交担当トップの楊潔篪(ようけつち)共産党政治局員と会談 […]
大阪港湾局が昨年12月に武漢新港管理委員会とパートナーシップ港提携に関する覚書(MOU)を締結した問題をめぐっ […]