意外に知らない 漢方医に診てもらう前のタブー
神医と呼ばれた中国古代の扁鵲には数々の伝説が残っていますが、「その中の一つに斉の国王である桓侯の病気を見抜き、3度助言したが、聞き入れてもらえず、病の症状が出た時には、手遅れになっていた」という話があります。
当時は、もちろん検査技術も機器もなかった時代でした。そんな時代にまだ現れていない病気を言い当てるなんて、扁鵲の「望診」が神がかっていたことを示しています。
「望診、聞診、問診、切診」の四つの診断をもって患者を見る「四診」は、東洋医学の主体となる診断法で、そのなかの、特に「望診」、なかでも舌を見ることは、寒・熱・虚・実の判別に直結しとても重視されてきました。
関連記事
耳の近くにあるツボ「聴会」の位置と刺激方法を解説。耳鳴りや歯の違和感のセルフケアとして、日常に取り入れやすい指圧のポイントを紹介します。
繰り返す下痢、その原因は「湿」かもしれません。体質別の見分け方から3つのツボ、腸をやさしく整える山薬・蓮子粥まで、中医学の知恵をわかりやすく解説。自分に合う整え方がきっと見つかります。
立春のころは気が動き出す一方、体が追いつかず不調を感じやすい時季。ねぎま鍋は巡りを助けながら内側を養い、陽気がのびる流れをやさしく支えます。
2026年・丙午年は水の力が強まりやすい年。冷えが心や脾を傷めやすく、動悸や不安、胃腸の不調が起こりやすいと『黄帝内経』は示します。今年の養生の要点を解説します。
真冬の強い冷えは心の働きを弱め、動悸や不安感を招くことがあります。さつまいも・生姜・黒糖を組み合わせたおかゆで、体を温め血を養う養生法を紹介します。