意外に知らない 漢方医に診てもらう前のタブー
神医と呼ばれた中国古代の扁鵲には数々の伝説が残っていますが、「その中の一つに斉の国王である桓侯の病気を見抜き、3度助言したが、聞き入れてもらえず、病の症状が出た時には、手遅れになっていた」という話があります。
当時は、もちろん検査技術も機器もなかった時代でした。そんな時代にまだ現れていない病気を言い当てるなんて、扁鵲の「望診」が神がかっていたことを示しています。
「望診、聞診、問診、切診」の四つの診断をもって患者を見る「四診」は、東洋医学の主体となる診断法で、そのなかの、特に「望診」、なかでも舌を見ることは、寒・熱・虚・実の判別に直結しとても重視されてきました。
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