2021年6月29日、ブラジルの首都ブラジリアのプラナルト宮で行われたイベントで講演するボルソナロ大統領(Andressa Anholete/Getty Images)

ブラジル大統領、国連総会で強制接種を批判 NY屋外でピザ食べる写真を投稿 

欧米諸国がワクチン接種の義務化を導入している中、ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領(66)は21日、ニューヨークで開催された国連総会の演説で、中共ウイルス(新型コロナウイルス、COVID‑19)に対する強制的な防疫措置に反対の意を表明した。

ボルソナロ氏は、義務化されたワクチン接種やマスク着用を拒否する決定は、最終的には正しいものになる可能性があるとした。「歴史と科学がすべての人に責任を問う」と、一部の国で行われている強制的な防疫措置を非難した。

同氏は演説で、自分は神を信じ、憲法を尊重し、家族の原則を大切にし、国民に忠実な大統領であると述べ、予防接種プログラムを支持するが、強制的な義務接種には反対であり、自分の政府はそれを実施しないと強調した。

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