9月22日、ジバ・ムラートさんが最後に母親のグルシャン・アッバスさんに会ったのは2016年、場所は米首都ワシントン近郊のロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港だった。写真は母親の写真を手にするムラートさん。米バージニア州で6月撮影(2021年 ロイター/Leah Millis)

アングル:「故郷の家族は中国のどこに」、在外ウイグル族必死の探索

[ウルムチ(中国) 22日 ロイター] – ジバ・ムラートさんが最後に母親のグルシャン・アッバスさんに会ったのは2016年、場所は米首都ワシントン近郊のロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港だった。故郷の中国・新疆ウイグル自治区では、少数民族が抑留されているとの報道が出始めており、ムラートさんは母親に戻らないよう懇願した。

「心臓の鼓動が激しくなった。行かないでと母に訴えた」とムラートさんは言う。「すでに収容所が建設されつつあるとの話も耳に入っていたが、母は自分なら安全だと考えていた」

引退した医師であるグルシャンさんからは、帰国後まもなくパスポートが没収されたと知らせがあったが、詳細は話してくれなかった。毎日のビデオ通話は緊迫感を増し、グルシャンさんが頭を振り、はっきりと理由は告げずに泣くこともあったという。

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