国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事(写真)は24日、世界の化石燃料に対する補助金が約6兆ドルに上り、うち7割程度で環境コストが価格に充分反映されていないとする最新の試算を明らかにした。ワシントンで2019年10月撮影(2021年 ロイター/Mike Theiler)

世界の化石燃料補助金、20年は約6兆ドル=IMF専務理事

[ワシントン 24日 ロイター] – 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は24日、世界の化石燃料に対する補助金が約6兆ドルに上り、うち7割程度で環境コストが価格に充分反映されていないとする最新の試算を明らかにした。

IMFによると、2017年時点でこうしたコストは約5兆2000億ドルだった。

専務理事は、国連総会に合わせて行われるエネルギーサミットに寄せた講演原稿で、「良いニュースとしては、2025年までに燃料価格が環境・供給コストを完全に反映して上昇すれば、世界の炭素排出量は気温上昇を1.5度に抑制する目標に沿って3分の1減少すると見込まれる」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
コンゴ民主共和国政府は29日、未加工の銅精鉱およびコバルト精鉱の輸出を禁止する新法令を即日施行し、原料の輸出を制限することで国内での鉱物加工を促進し、付加価値を高め、採掘による収益をより多く国内に留めることを目指している
トランプ米大統領は6日、米軍がかねてイランに対し「第二次世界大戦以来最大規模の打撃」を加える準備を整えていたものの、イラン側当局者から自ら交渉を求める連絡があったため、軍事行動を見送ったと明らかにした。
中共が米人権団体「中国人権(HRIC)」を制裁対象に指定した。HRICは強制労働問題への取り組みに対する「公然たる報復」と非難し、制裁を「名誉の証」と表明
カナダの通信技術の象徴だったノーテルはなぜ失速したのか。国防相が破綻の教訓を踏まえ、外国勢力による知財流出リスクへの警戒を強化するよう呼びかけ。ファーウェイ台頭期との重なりに注目する
OpenAIのAIエージェントが社内テスト中に秘密の掲示板を作り、ハッキング手法や制限を突破する方法を共有していたことが明らかになった。その後、Hugging Faceのシステムにも侵入。AIの自律性がもたらす新たなサイバーリスクに懸念が高まっている