米政府は27日、イランに対し、今月の合意に基づき、カラジにある施設にカメラを再設置するため、国際原子力機関(IAEA)にアクセスを認めるよう求めた。IAEA理事会前の清掃作業、13日撮影。(2021年 ロイター/Leonhard Foeger)

イラン、施設へのアクセス認めなければ外交的措置=米政府

[ウィーン 27日 ロイター] – 米政府は27日、イランに対し、今月の合意に基づき、カラジにある施設にカメラを再設置するため、国際原子力機関(IAEA)にアクセスを認めるよう求めた。イランが応じなければ、IAEA理事会が外交的措置を講じるとしている。

米政府はIAEA理事会への声明で「イランに対し、これ以上の遅延なくIAEAに必要なアクセスを認めることを求める」とし「イランが応じなければ、適切な対応について数日中に他の理事と緊密に協議する」と表明した。

関連記事
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。
米海軍と台湾海軍が4月に西太平洋で合同軍事演習を行なったと、ロイター通信が14日に報じた。台湾国防部の報道官は同日の記者会見で「海上衝突回避規範に基づき、通常の訓練を行なった」と発表した。
豪州シドニーのシドニー国際水泳センターで13日、ソーラーパネルが炎上し、数百人の学生を含む2500人以上が避難した。ニューサウスウェールズ州消防救助隊が出火の原因について調査している。
8940億ドルの2025会計年度国防予算を議会が今後数週間で審議する予定だ。ロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は「最も緊急の注意を要する」と述べた。
ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。