スペイン火山 、溶岩が海に流れ込む 重力崩壊の危険性も

スペインカナリア諸島のラパルマ島では噴火が続いている。火山から出た溶岩流が9月28日深夜、大西洋に到達した。AP通信によると、翌日には海に達した溶岩で覆われた海面の面積がサッカー場25面分以上に達していることが分かった。

ペボルカ火山非常事態委員会によると、クンブレビエハ火山から海に流れ出た溶岩の面積は、(現地時間)30日朝から深夜にかけて2倍の20ヘクタールとなった。同委員会は今のところ、溶岩が海水に触れることで発生する有毒ガスは確認されていないとしつつも、「予想される風向きの変化が新たな危険をもたらす可能性がある」と警告した。

ボルケーノディスカバリーによると、溶岩デルタ(三角州)がさらに西に拡大すると、海底の急斜面に流れることになるため、強い重力崩壊の危険性が高まる。このような崩壊は、強力な爆発などを引き起こし、局所的に小さな津波を発生させる可能性があるため、非常に危険だという。

ラパルマ島のエルパソでは少なくとも1センチの火山砕屑物が積もった。15~20キロ離れた場所でも火山灰に覆われている。

火山は19日に50年ぶりに噴火し、これまでに850棟以を超える家屋や学校などが溶岩流にのみ込まれ、6000人以上の住民が避難を余儀なくされている。

(Tran Nhung)

関連記事
日本でも人気の中華料理・刀削面はもともと山西省の一般家庭の主食でした。太くもちもちの面にパンチの効いたつけ汁を絡めて食べるのも最高ですが、料理人の手慣れた包丁さばきを鑑賞することもこの料理ならではの醍醐味と言えるでしょう。実は刀削面の調理法は歴史と深い関わりがあり、知られざる誕生秘話がそこにはあります。
ほうれん草は栄養満点のスーパーフード。目の健康や心臓病予防、がん対策、さらにはダイエットや肌のアンチエイジングにも効果が期待できます!食卓に取り入れて、健康的な毎日を目指しませんか?
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
世界中の美しいカフェ10選を巡る旅へ。歴史と芸術、文化が交錯する特別な空間で、至福の一杯を味わいませんか?
吉祥寺マルイにて、台湾が誇る漢方食材や東洋の叡智を感じられる商品を販売します。さらに、台湾ならではの味を楽しめ […]