自然の名作、オーストラリアの湖に浮かぶ壮大な世界「生命の樹」
ニューサウスウェールズ州北部で嵐が発生した後、ブルームズヘッドにあるカコラ湖が立体的な「生命の樹」に変わり、地元のアマチュア写真家が上空からその魅惑的な自然の一部を撮影しました。
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写真家のDerry Moroney氏は、上空から撮影されたカコラ湖を初めて見たとき、「とても驚いた」と語っています。地上から見たカコラ湖は、特別なものには見えなかったからです。 「この写真を見ると、最初は本物とは思えず、私には “生命の樹 “のように見えます。」
シドニーから北へ約530km、ニューサウスウェールズ州北岸のケープブルームにあるユライギール国立公園内にあるカコラ湖は、ケープブルーム・メインビーチで断続的に海に流れ込む湖・ラグーンです。
ブルーム岬に住むモロニーは、この3年間、近くの大自然の中で風景や動物、昆虫などを撮影してきました。 「自然の砂浜やエウロギア国立公園がすぐ近くにあるので、遠くに行かなくても自然の美しさを楽しむことができます」と語っています。
半年ほど前、モロニーは航空カメラを購入し、上空から町の周辺を撮影し始めました。
モロニーによると、クラレンス・バレーで数日間嵐のような雨が続いた後、昨年7月末から湖の航空写真を撮り始めたという。 最初に撮影したときは、水が緑色をしていました。
彼は特にカコラ湖の「壮大な」模様に驚き、天候が予測できないことが多かったため、2週間に1度はカコラ湖に戻ってその一瞬の模様を撮影することを習慣にしていました。
モロニーは、地上119メートルの高さから「生命の樹」の写真を撮影しました。 「数週間に一度、天候が変わると、パターンがガラリと変わります。 自然が作り出したものには畏敬の念を感じますし、それを見ることができる人は少ないと思います」。
モロニーの説明によると、海につながるカコラ湖の河口にはティーツリーが生えており、その水にティーツリーのオイルを染み込ませることで茶色い色になり、湖からの流出によってこの素晴らしい自然の傑作ができあがるのだという。
(翻訳・井田千影)