米国とロシアは30日、核軍縮などを協議する「戦略的安定対話」の2回目の協議をスイスのジュネーブで開催し、将来的な軍備管理の原則と目標などを策定する二つの作業部会を設置することで合意した。写真はロシア軍の爆撃機。13日撮影。提供写真(2021年 ロイター/Russian Defence Ministry Press Service/Handout via REUTERS)

米ロ、軍縮に向け作業部会設置で合意 戦略的安定対話

[ワシントン 30日 ロイター] – 米国とロシアは30日、核軍縮などを協議する「戦略的安定対話」の2回目の協議をスイスのジュネーブで開催し、将来的な軍備管理の原則と目標などを策定する二つの作業部会を設置することで合意した。

世界の核兵器の90%を保有する米ロは6月の首脳会談で軍縮に向け戦略的安定対話を開始することで合意。2回目となる今回の協議には、米国からシャーマン国務副長官、ロシアからリャプコフ外務次官が出席した。

協議後、両国は共同声明で「集中的、かつ実質的」な協議を行ったと表明。米政府高官は記者団に対し「協議は極めてインタラクティブで、広範な案件について話し合った」と述べた。ただ詳細については明らかにしなかった。

設置が合意された作業部会は3回目の協議前に会合を開く。3回目の協議の日程は発表されなかった。

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