パキスタン南部で地震、少なくとも20人死亡

[クエッタ(パキスタン) 7日 ロイター] – パキスタン南部で7日に地震が発生し、少なくとも20人が死亡、約300人が負傷した。災害対応の当局者が発表した。

地震の規模はマグニチュード(M)5.7。地震が発生したのは大半の人がまだ眠っている未明で、死者はほとんどが女性と子供という。

米国地質調査所(USGS)によると、震源の深さは20キロで比較的浅い。震央はクエッタの102キロ東。

地元当局者がロイターに話したところによると、100戸以上の泥壁の家が倒壊したほか、政府の建物を含む多くが損傷。多数の人々が家を失った。

国営通信によると、軍のヘリコプターが少なくとも9人の重傷者をクエッタへ搬送した。

クエッタでは1935年にM7.7の地震が起き、3万─6万人が死亡した。

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