落語界3人目の人間国宝 柳家小三治さん急死
古典落語で人気を集めた人間国宝の落語家・柳家小三治(やまぎや・こさんじ、本名=郡山剛蔵)さんが心不全のため、7日午後8時に逝去した。81歳だった。故人の意向により、密葬を済ませたという。落語協会が10日に発表した。
柳家小三治さんはリウマチや糖尿病の持病があり、17年に頸椎の手術を受けたという。今年3月、腎功能障害などで3週間入院したが、今年5月に高座に復帰した。
柳家小三治さんは今月2日、東京・府中の森芸術劇場で「猫の皿」を口演し、最後の高座となった。10年から落語協会会長に就任し、若手の落語家の育成にも力を注いだとともに、年功序列となった昇進基準を変えた。14年、落語界3人目の人間国宝に選ばれた。
(蘇文悦)
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。