米製薬会社モデルナの新型コロナウイルスワクチン(Photo by HAZEM BADER/AFP via Getty Images)

「心筋炎の発症率高まる」 アイスランド、モデルナ社ワクチンの接種を中止 

アイスランドは8日、心筋炎の発症率が「若干高まる」として、米製薬会社モデルナ(Moderna)が製造する新型コロナウイルスワクチンの接種を中止すると発表した。

同国保健省は声明の中で、「最近の北欧各国で集計したデータでは、米ファイザーと独バイオエヌテック(が共同開発した)ワクチンに加えて、モデルナ社のワクチンを接種した後、心筋炎と心膜炎の発症率が増加した」と示した。声明は、同国ではワクチン未接種者に対して、ファイザー社のワクチンを十分に供給できると強調し、モデルナ社のワクチンの使用中断を決めたとした。

同国政府は、モデルナ社のワクチンについてさらに情報を収集すると表明した。

▶ 続きを読む
関連記事
ファイザー社の開発中のmRNAインフルエンザワクチンに、FDA長官は「効かない製品は承認しない」と明言。論文から不利なデータが除外されていたとして、学術的な誠実性の欠如も批判されている
FDAの上級職員はエポックタイムズに対し、この内部文書をCBER全職員に送付したこと、また調査が今年初めに開始されたことを認めた。
新しい調査によると、アメリカの成人の大半が、今年秋に更新された新型コロナワクチンの接種を望んでいないことが分かった。
米CDCは「ワクチンが自閉症と無関係」という従来の主張を撤回し、完全に否定する科学的根拠はないと公式に表明した。
新型コロナワクチンを巡る副反応報告数の異常な増加と、それに対する政府や審議会(検討部会)の対応に対し、市民の間で独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)および厚生労働省に真実の究明と制度の刷新を求める声が高まっている