世界中のピラミッド(4):ヨーロッパ――ボスニア・ヘルツェゴビナ
ピラミッドの構造
ボスニアのピラミッドは現地の民族によって建てられたことが確認されています。非常に先進的な技術が用いられ、幾何学や天文学、数学などの知識がピラミッドに練りこまれています。
太陽のピラミッドはエジプトのピラミッドと非常に似ており、頂点はコンクリート塊で二されています。それに比べ、月のピラミッドの頂点の露台は砂岩で構成されています。現在のコンクリートは50年から500年維持することができますが、ボスニアの太陽のピラミッドに使用されたコンクリートは少なくとも1万2千年経ており、今後10万年以内に補修する必要がないとされています。
ピラミッドの地下通路
2005年の春に発見されたボスニアの太陽と月のピラミッドから何キロメートルか離れた谷の地下で、通路が発見されました。この地下通路は様々な方向に通じており、構造はエジプトやメキシコなどのピラミッドの地下通路に非常に似ています。
2006年4月14日、考古チームはピラミッドから3キロほど離れた場所の地下通路に入りました。通路の高さは2.5メートルあり、ところどころの損壊により、現在、通路の高さは、0.5-2.5メートルとなっています。
220メートルほど進んだあたりで道が3つに分かれ、一本は行き止まりとなっており、一本は地下湖に通じ、そして、右側の一本はピラミッドの頂上まで通じています。
面白いことに、地下通路のところどころに障壁が設けられており、まるで侵入者を防ぐためのようです。
地下通路の壁には、模様のような、記号のようなものが刻み込まれ、それはまるで道しるべのようです。
(つづく)
――正見ネットより転載
(作者・意文/翻訳編集・天野秀)
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