日米豪印訓練マラバール2021「自由で開かれたインド太平洋」に対する「確固たる誓約」を強調
10月中旬にインド洋北東部で日米印豪共同訓練「マラバール2021(Malabar 2021)」フェーズ2を実施したオーストラリア、インド、米国の海軍と日本海上自衛隊(JMSDF)が、ますます成長を遂げる提携関係の威力を見事に実証した。
ベンガル湾における対潜戦訓練や他の混合訓練はすでに進行中の状態にあったが、「日米豪印戦略対話(4ヵ国戦略対話)」を結んでいることで通称「クアッド」呼ばれる同4ヵ国の首脳陣は年間海事演習の拡大や関与の強化に向けて取り組んできた。
共同通信社が報じたところでは、内閣総理大臣補佐官を兼任する木原誠二内閣官房副長官(政務担当)は記者会見で、「こうした演習が『自由で開かれたインド太平洋』構想を共有する米印豪との連携強化に繋がることを期待している」と述べている。
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