倒され除去されるレーニン像。モンゴル・ウランバートルにて2012年10月に撮影 (Photo by Paula Bronstein/Getty Images)

共産主義は暴力革命を信奉する一種の「宗教」 歴史の惨劇を忘れず危機感を保つべき

旧ソ連が崩壊してからまもなく30周年が経とうとしている。東欧諸国が共産主義を唾棄し、そのユートピア的理想の欺瞞性にますます多くの人々が気づき始めている。文筆家の三浦小太郎氏は大紀元の取材に対し、共産主義には「宗教的」側面があると指摘する。そして民主主義社会に住む私たちが共産主義の惨劇を忘れず、危機感を保つべきと語る。

―先進国の共産党は民主主義を重んじると主張しているが、実態はどうか。

もし民主主義を大切にするのであれば、それはもう共産主義ではなくなる。共産主義が理想とする、古い社会からの完全な脱却や財産の平等、人間の個人と全体が全く融合した社会とは、暴力を行使しないと実現しないからだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国による南太平洋への弾道ミサイル発射と米豪への影響、それに応じたインドの軍事・外交的対抗策、そしてトランプ政権下での米国の孤立主義回帰による「インド太平洋戦略」の変容と今後の国際情勢を解説する
UNRWAの浸透問題と対イスラエル偏重の決議、過去の不祥事が示す国連の構造的な不信。責任はなぜ上層部に届かないのか
中国共産党は長年、教育や情報発信を政治的な宣伝の道具として利用してきた。画一的な教育が独立思考を妨げる問題を考え、真の教育と愛国心のあり方を問い直す
倒産寸前のセラミックス工場から2つの世界的大企業を創り上げ、78歳で日航(JAL)再建を果たした稲盛和夫。「人間として何が正しいか」を問い続け、生涯をかけて体現した「敬天愛人」の真諦に迫る
FCCは、中国企業が製造した半導体や通信部品など、論理処理機能を持つ部品を搭載した機器の販売を禁止した。米中サプライチェーンのデカップリングがさらに進む