「中国系製鋼所から赤いほこり」セルビアの町でがん発症率が急上昇=報道
セルビア中部に位置するラディナック(Radinac)村の住民は、5年前に中国企業が地元の製鋼所を買収した後、がんの発症率が急速に上昇した。工場から出る大量の赤いほこりが原因だとみられる。同国政府は、環境汚染を改善するよう中国企業に圧力を強めている。
ロイター通信9日付によると、ラディナック村は、中国企業が所有するスメデロボ製鋼所からわずか数百メートルしか離れていない。村は工場から毎日排出される赤いほこりで覆われている。村民のがん発症率はこの10年間で4倍になった。住民は工場に対して、汚染物質排出量の削減または工場の閉鎖を求めている。
がんと診断された村民の1人はロイター通信に対し、「洗濯物は部屋干ししかできない」と話した。地元住民によると、水では車などに付いた赤いほこりを洗い流せず、酢を使っているという。地元住民は健康被害を懸念し外出を控えている。
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