米中安定は国際社会に極めて重要=首脳会談で官房長官

[東京 16日 ロイター] – 松野博一官房長官は16日午後の会見で、日本時間16日午後に終了した米中首脳会談について、米中関係の安定は国際社会にとっても極めて重要であるとの見解を示した。

松野官房長官は、今回の首脳会談では「米中の複雑な関係や、責任を持って競争関係を管理する重要性について議論が行われたと承知している」と指摘しつつ、それ以上の具体的なコメントはしないとの見解を示した。

その上で「米中関係の安定は国際社会にとっても極めて重要」としつつ、同盟国である米国との緊密な連携の下でさまざまな分野で協調していくと改めて述べた。

中国に対しても、大国としての責任を果たしていくよう働きかけていくとした。

一方、スーパーコンピューター「富岳」が、世界のスパコンランキングの4部門全てにおいて4期連続で1位になったことについて、松野官房長官は「大変喜ばしく、関係者の努力に敬意を表したい」と述べた。

関連記事
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。
5月15日、CNNは声明を発表し、史上最初の大統領テレビ討論会が6月27日にCNNで開催されることを確認した。以前、前大統領ドナルド・トランプはその日の早い時間に大統領ジョー・バイデンの招待を受け、6月と9月に二つの討論会に参加することになった。
バイデン米国大統領は2024年5月14日、中共(中国共産党)の不公平な貿易実態に対抗するため、複数の中国製品に […]
米国の大統領選挙が再び注目を集めている。現職のジョー・バイデン大統領と前大統領のドナルド・トランプ氏が、6月2 […]