欧州医薬品庁(EMA)は、米製薬大手メルクなどが開発した新型コロナウイルス経口治療薬「モルヌピラビル」の承認に関する審査が年内に終了すると述べた。写真はモルヌピラビル。ロイターが5月17日入手(2021年 ロイター/Merck & Co Inc/Handout via REUTERS/File Photo)

米メルクのコロナ飲み薬の承認審査、年内終了へ=EMA

[ロンドン 18日 ロイター] – 欧州医薬品庁(EMA)のワクチン戦略部門を率いるマルコ・カバレリ氏は18日、米製薬大手メルクが米バイオ医薬品企業リッジバック・バイオセラピューティクスと共同開発した新型コロナウイルス経口治療薬「モルヌピラビル」の承認に関する審査が年内に終了すると述べた。

米ファイザー製新型コロナワクチンの5─11歳への使用に関する審査は今月末、早ければ来週末までに勧告が出されるとした。

また、英製薬大手アストラゼネカが開発中の新型コロナ感染症向け抗体カクテルに関する承認プロセスは来年初に終了する見通しとした。

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