アフリカのコロナ感染5日ごとに倍増、死亡者は低水準=WHO
[ダカール 14日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)は14日、アフリカ地域の新型コロナウイルスの新規感染者数が5日ごとに倍増していると報告した。デルタ株とオミクロン株の双方の拡散により、感染拡大ペースは今年に入ってから最も速くなっている。ただ感染による死亡者数は低水準にとどまっている。
WHOによると、12月12日までの週の新規感染者数は19万6000人を超え、前週の約10万7000人からほぼ倍増した。一方、この期間の死亡者数は19%減少した。
13日時点で人口の少なくとも10%が新型コロナワクチンの接種を受けていた国は20カ国。ロイターの集計によると、コンゴ共和国やチャドなどでは接種率は1%未満にとどまっている。
WHOは現在のペースに基づくと、アフリカのワクチン接種率が40%に達するのは2022年5月、70%に達するのは24年8月になるとの見方を示した。
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