12月14日、イタリア国家統計局によると、昨年の同国出生数が1861年の国家統一以来最低を記録した。ミラノで昨年5月撮影(2021年 ロイター/Flavio Lo Scalzo)

イタリア出生数、昨年は1861年の統一以来最低 12年連続減

[ローマ 14日 ロイター] – イタリア国家統計局(ISTAT)によると、昨年の同国出生数が1861年の国家統一以来最低を記録した。出生数は12年連続で減少している。

昨年の出生数は40万4892人で、前年から1万5192人減少。

死者は74万6146人で、人口は5930万人に減少した。

今年1─9月の速報値によると、出生数は前年同期から1万2500人減少。ISTATは新型コロナウイルス感染流行が大きな押し下げ要因とみられると指摘した。

イタリアに居住する女性の昨年の1人当たり出産人数は1.24人。イタリア人女性では世界最低水準の1.17人となった。

関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]