清代の任熊が描いた、蔡照初刻《列仙酒牌》に見られる張道陵(張天師)の挿絵。(public domain)

「神を敬い、過ちを改める」張道陵が明示した疫病に克つ方法

西晋(265~316)の葛洪(かつこう)が著した『神仙伝』には、100人あまりの神仙の話が載っています。

葛洪は、自身が道教の実践者であるとともに、道教というものの理論と方法を著述して後世に遺したという点で、大きな功績があった人物です。神仙思想と煉丹術の理論を集大成した一書『抱朴子(ほうぼくし)』も葛洪の手によるものです。

葛洪の弟子のひとりである滕升が、つい好奇心から、師にこんなことを質問しました。

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