中国、ファーウェイ通じて米豪の通信網に「侵入」=米メディア
ブルームバーグ16日付は、中国当局が通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)を利用して、外国の電気通信網をハッキングし、各国の国家安全保障に脅威を与えているとの調査報道を掲載した。
報道によると、オーストラリア情報機関の高官は2012年、同国の電気通信システムに「巧妙な侵入」を検出したと米情報機関に知らせた。侵入は、ファーウェイのソフトウェアのアップデートから始まったという。このソフトウェアには「悪意のあるコードが含まれている」という。
「ソフトウェアは一見合法的に見えるが、デジタル盗聴器のように作動する悪意のあるコードが含まれている。これに感染した機器のプログラムは書き直され、その機器を通過するすべての通信は記録されてから、中国にデータを送信される」
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