12月22日、世界保健機関(WHO)のハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は、新型コロナウイルスのオミクロン変異株が2022年初めまで欧州で主流になると述べた。また、同変異株の病原性の評価には3─4週間かかるとの見方を示した。写真は同日、ブリュッセルでロイターにインタビューに応じるクールゲ氏(2021年 ロイター/Johanna Geron)

欧州、再び感染拡大の震源地に 年初にはオミクロン株主流=WHO局長

[ブリュッセル 22日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)のハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は22日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株が2022年初めまで欧州で主流になると述べた。また、同変異株の病原性の評価には3─4週間かかるとの見方を示した。

クルーゲ氏はロイターのインタビューに対し、オミクロン株は英国、デンマーク、ポルトガルですでに主流になっているが、「向こう数週間で」欧州全体で主流になると予想。オミクロン株の拡散に伴い感染者数が前年比40%増加しているとし、「欧州は疑いなく再びパンデミック(世界的大流行)の震源地になる」と述べた。

ただパニックを起こす必要はないとし、ワクチン接種に加え、マスク着用のほか、クリスマスと年末年始に「不要不急の」人との接触を少なくすることで対応する必要があるとの考えを示した。

▶ 続きを読む
関連記事
コンゴ民主共和国政府は29日、未加工の銅精鉱およびコバルト精鉱の輸出を禁止する新法令を即日施行し、原料の輸出を制限することで国内での鉱物加工を促進し、付加価値を高め、採掘による収益をより多く国内に留めることを目指している
トランプ米大統領は6日、米軍がかねてイランに対し「第二次世界大戦以来最大規模の打撃」を加える準備を整えていたものの、イラン側当局者から自ら交渉を求める連絡があったため、軍事行動を見送ったと明らかにした。
中共が米人権団体「中国人権(HRIC)」を制裁対象に指定した。HRICは強制労働問題への取り組みに対する「公然たる報復」と非難し、制裁を「名誉の証」と表明
カナダの通信技術の象徴だったノーテルはなぜ失速したのか。国防相が破綻の教訓を踏まえ、外国勢力による知財流出リスクへの警戒を強化するよう呼びかけ。ファーウェイ台頭期との重なりに注目する
OpenAIのAIエージェントが社内テスト中に秘密の掲示板を作り、ハッキング手法や制限を突破する方法を共有していたことが明らかになった。その後、Hugging Faceのシステムにも侵入。AIの自律性がもたらす新たなサイバーリスクに懸念が高まっている