カリフォルニアの住宅にマウンテンライオンが乱入したが、一家の犬が飼い主を守るためにダッシュしてライオンと戦った。写真はイメージです(Shutterstock)
カリフォルニアの住宅にマウンテンライオンが乱入したが、一家の犬が飼い主を守るためにダッシュしてライオンと戦った。写真はイメージです(Shutterstock)

ご主人さまを守る! 忠犬ロッキーがクーガーに立ち向かう

先日、カリフォルニアの住宅に巨大なクーガーが乱入し、勇敢にもペットの犬が立ち向かいました。

土木技師でファッションデザイナーのメアリー・パドレスさん(43)は、愛犬のロッキーがためらうことなく、果敢に行動するとは想像もしていませんでした。 彼女が言うには愛犬ロッキーは「攻撃的ではなく」「愛らしく、とても優しい」犬だということです。

メアリーさんは「The Epoch Times」紙に

「裏庭への引き戸を開けたとたん、巨大なクーガーがこちらを見つめているのに気づきました」

「私を守りたいという本能が、彼を突き動かしていたのだと思います」

「とても恐ろしかった」と語っています。

やがて、クーガーもロッキーも夜の闇に消えてしまいました。

ロッキーを心配しメアリーとその家族は、暗闇の中をロッキーの名前を呼びながら探しました。

(動画はこちらから)

突然、ロッキーの吠える声が聞こえましたが、すぐにまた消えてしまいました。

メアリーは懐中電灯を取り出して、丘の上を探し始めました。 その後30分ほどした時、突然、こちらに向かって走ってくる足音が聞こえてきました。

彼女はその足音がどこから来るのかわかりませんでしたが、やがてそれがロッキーの足音だということがわかりました。

「彼は、私たちの上に弱々しく倒れこんできました」

 ロッキーは傷ついており、傷口から出血しており、呼吸はすでにかなり弱っていました。家族は夜明けとともにロッキーを動物病院に連れて行きました。

「クーガーはロッキーの頭を噛んで引きずったのかもしれない」

「ロッキーの頭と喉に大きな噛み跡があった」

とメアリーは振り返りました。

(勇敢なロッキーの痛々しい姿はこちらから)

獣医は少なくとも30針は縫ったようです。 3週間後、彼は完全に回復しましたが、まだバックヤードに行くのを少し怖がっているようです。

昔、犬の保護活動に携わっていたメアリーさんは、ロッキーのお茶目な姿に惹かれ、引き取ったそうです。 ロッキーはこのような形で恩返しをしたのかもしれません。

メアリーは、忠実な愛犬の勇敢さに驚き、感謝の気持ちでいっぱいです。 しかし、クーガーはまだ地域を徘徊しているため、メアリーは近隣住民に危険性を知らせ、子供やペットに特に注意してほしいと呼びかけています。

(翻訳・里見雨禾)

 

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