1月5日、米小売大手ウォルマート系の会員制スーパー「サムズ・クラブ」は、新疆産の製品をオンラインアプリから意図的に削除したと中国メディアが報道しソーシャルメディア(SNS)などで批判が広がっている問題について、「誤解」だと釈明した。写真はウォルマートとサムズ・クラブのロゴがついたトレーラー。ウィスコンシン州 で2020年10月撮影(2022年 ロイター/Bing Guan)

サムズ・クラブ、新疆産品排除との批判は「誤解」

[北京 5日 ロイター] – 米小売大手ウォルマート系の会員制スーパー「サムズ・クラブ」は、新疆産の製品をオンラインアプリから意図的に削除したと中国メディアが報道しソーシャルメディア(SNS)などで批判が広がっている問題について、「誤解」だと釈明した。先週、中国の証券会社が主催したアナリスト会合で、現地法人関係者が説明した。

中国共産党の汚職監視機関、中央規律検査委員会(CCDI)は昨年末、この件でウォルマートとサムズ・クラブを「愚かで短絡的」などと激しく非難していた。

会合の録音によると、サムズ・クラブの中国法人関係者は「この件は誤解だ」とした上で「われわれは言い訳はしなかった。やってもいないことを恐れる理由はないからだ」と述べた。

ウォルマートにコメントを求めたが返答はない。

関連記事
元北朝鮮駐英公使のテ・ヨンホ氏は、ロシアで戦う北朝鮮兵士に対し脱北を呼びかけた。テ氏は自由アジア放送のインタビューで「稀有な亡命の機会」と述べ、韓国への逃亡を勧めるとともに、兵士たちが金正恩のために命を犠牲にする必要はないと強調した。国を裏切る国の指導者、金正恩とはそういう人間ということだ。歴史には彼の汚名と犯罪しか残らないだろう。
ほんの数十年前まで抑止力の核を担っていた航空母艦(空母)は、もはやその力を失いつつある
スペイン東部を中心に10月末に発生した集中豪雨で、1日までに200人以上の死亡が確認された
スイスのチューリッヒ芸術大学は、中国のハルビン工業大学との共同プログラムを終了した。同校は協力終了の背景には、学位基準の違いや運営上のリスクがあるとしている。今後多くの大学が同様の対応を取る可能性が指摘されている
台風21号が去った後の台湾の町はボロボロ…