2004年7月20日、ハワイ・ホノルルの東に位置するベローズ空軍基地内で行われた環太平洋合同演習で、揚陸するUSSラッシュモアの米軍水陸両用攻撃車(AAV)(Marco Garcia/Getty Images)

世界最大の海軍演習リムパックに台湾軍を招待…はたして実現するだろうか

ジョー・バイデン米大統領は昨年12月、2022会計年度(21年10月~22年9月)の国防予算の大枠を定める国防権限法(NDAA2022)に署名した。ここには米海軍が主導して隔年実施される環太平洋合同演習(リムパック、RIMPAC)に台湾軍を招待することが記されている。

リムパックは主にインド太平洋地域の20カ国以上の海軍が参加する、世界最大の海上演習とされる。中共ウイルス(新型コロナウイルス)感染症拡大防止のために2020年の演習は規模を縮小した。

中国海軍は招待を受けて2014年と2016年に参加した。しかし、2018年は米中関係の緊張や中国側の協調に欠く行動を理由に、米国は途中で招待を取り下げた。

▶ 続きを読む
関連記事
小泉進次郎防衛大臣は先日、三菱重工のドローン生産能力を視察した際の様子をX上で紹介した。しかしその後さらにXで「迎撃ドローン」調達事業への入札を公開で呼びかけ、スピードこそが防衛省の政策推進における最優先事項だと強調した。
立憲民主党の古賀千景参院議員による「豊かな子供は自衛官にならない」との発言に対し、元自衛官の地方議員有志が抗議声明を提出。発言を「自衛官への冒涜」と非難し、謝罪や再発防止を求めた
中国による「歴史ナラティブ戦」や沖縄を巡る認知戦の脅威に対し、日本はどう主権と安全保障を守るのか。16日参院外交防衛委での松田議員と茂木外務大臣の質疑から、日本の対抗戦略を紐解く
トランプ氏の発言に翻弄され、平壌へ駆けつけた習近平。その裏には、北朝鮮の核暴走が招く「日本の核武装」への強い恐怖があった。さらに原潜建造に動く韓国には沈黙せざるを得ない、中国の脆い外交実態を暴く
今、日本はアメリカの傘の下で守られる日本ではなく、日本側が在日米軍を強力に支え、共同で敵の侵略を『拒否』する体制を具体的に構築しており、日本側の能動的な役割と実戦的な備えを強調する段階へ一歩進んでいるといえる