風力発電のイメージ写真(Andreas Rentz/Getty Images)

親中だった米企業家、国営企業と法廷争い「共産党政権と関わるべきではなかった」

中国で多角的にビジネスを展開していた親中派の米企業家パトリック・ジーンベイン氏はこのほど、ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)の取材に対し、中国政府が支配している、あるいは支配できる企業に投資するのは非常に悪いことだと語った。

ジーンベイン氏は米ダラスに本拠を置くタン・エナジー・グループ(Tang Energy Group、TEG)の最高経営責任者(CEO)である。

同氏は、中国大手国営企業「中国石油」と共同で新疆ウイグル自治区や甘粛省の天然ガス、発電事業に取り組み、中国の風力発電産業の発展に貢献したという。国営企業の中国航空工業集団(以下は中航工業)と設立した合弁会社は、世界2位の風車ブレードメーカーに成長した。

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