北京在住の画家、許那さん(支援者提供)

中国人画家に懲役刑8年 新型コロナの情報発信で

コロナ下の北京の状況を記録した写真を海外に送信したとして、2020年7月19日に逮捕された北京在住の画家、許那さん(53歳)は1月14日、中国当局から「法執行を妨害した罪」で懲役8年の判決を言い渡された。

米国に移住した中国の人権派弁護士・呉紹平氏は大紀元の取材で、この判決は法的根拠がなく、許さんはいかなる刑事責任も負う必要はないと指摘し、「当局は、許さんが法輪功学習者であるというだけで重い判決を用意した」という見解を示した。

2021年8月27日、米国務省は中国政府に対して、許那さんを含む同時に逮捕された11人全員の釈放を促し、情報発信者を制圧することに懸念を示した。

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