独、ロシアがウクライナ侵攻ならノルドストリーム2停止検討=首相
[ベルリン/モスクワ 18日 ロイター] – ドイツのショルツ首相は18日、ロシアがウクライナに侵攻すれば、ドイツはロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム2」の停止を検討すると述べた。
ロシアによるウクライナとの国境沿いでの軍増強を巡り、ロシアと西側諸国は先週、一連の協議を行ったものの議論は平行線をたどり、ショルツ首相はこの日、ベルリンで北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と会談し、次に取るべき措置について協議。記者団のノルドストリーム2に関する質問に対し「ウクライナに対する軍事侵攻が実施されれば、高い代償を払うことになる」と述べた。
ストルテンベルグ事務総長は、NATOロシア理事会を再度開催し、安全保障を巡る状況の改善についてさらに協議することを提案したと表明。「NATO同盟国は軍事行動を巡るリスク軽減と透明性向上のほか、サイバー攻撃の脅威低減に向けた具体的な提案について協議する用意がある」と語った。
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