宇宙船「アポロ11号」の月着陸船イーグルが、月面に着陸してからもう半世紀以上たちます。筆者は1975年に米国航空宇宙局(NASA)のジョンソン宇宙センターに勤め始め、多くの友人は興味を持って、「人類は本当に月面に着陸したのか?」と何度も尋ねました。
ジョンソン宇宙センターは宇宙飛行士の任務管理センターとして、当時、アポロ11号の「イーグル」が月面に着陸したビデオを保存しています。そこから、人類は初めて月から地球にメッセージを送りました。
「ヒューストン、こちら静かの基地。鷲は舞い降りた (Houston, Tranquility Base here. The Eagle has landed)」
事実に関して、人々は様々な意見を持っているでしょう。何年も前から、インターネット上では、疑問を持つ者が月面着陸の写真が合成であるなどと疑いのコメントを投稿しており、NASAは何回も繰り返して説明してきたにもかかわらず、信じない人は、例え証拠を見せつけられても、根っから信じようとしないのです。
人類と月の関係は、単なる表面の接触だけではありません。筆者は32年ハイテクの仕事に携わってきた経験を持ち、ネット上でも月に関する伝説や噂がいくつも流れています。これから、ジョンソン宇宙センターの内部の人間として、月にまつわる秘密を話したいと思います。
NASA公式のファイルよると、月は非常にユニークな「天体」で、これらの知識と情報は現在の人類にとって本当に理解できない6つの謎があります。
1)一般的に、太陽系惑星の衛星の直径は親星の5%を超えないが、月の直径は地球の27%もあること
2)太陽から地球までの距離は月から地球までの395倍であり、面白いことに太陽と月の直径の比率も395倍で、地球から見ると、月と太陽は同じ大きさに見えること
3)月の自転周期(月の一日)と公転周期(月の一年)は同じで、月はいつも同じ面を地球に向けていること
4)月の中心部は空洞になっており、金属の外殻に包まれているため、月の表面は非常に硬く、穴を開けることはかなり困難であること。
5)月から人工的な修復の痕跡が発見されたこと
6)最初に持ち帰られた月の岩石の測定年代は36億年前で、その後、43億年、45億年、46憶年の岩石と測定された。一方、地球上で最も古い岩石は37億年前のものだということ
こうして見ると、月の年齢は地球よりも古く、地球が形成される前に存在していたと推測されます。
ジョンソン宇宙センターには宇宙飛行士が採取した月の岩石が保管されており、見たり触れたりすることが出来ます。これは、1969年にアメリカの宇宙飛行士ニール・アームストロングが月面に着陸したことの証拠の一つです。
科学的に最も合理的な推測は「月は人工衛星である」という結論です、大胆な現代考古学者の最新の見解は、「現在の人類文明の前に超古代文明が存在していた」というのです。それなら、もしかすると、超古代文明の時期において、地球にはかなり高度な技術を持った人がいたのかもしれません。
そして、彼らは夜を照らす「人工衛星」を開発し、空に打ち上げた可能性もあるのではないでしょうか?月に関する全ての「未解決の謎」を説明するには、この仮説が最もふさわしいのではないでしょうか?
(翻訳編集 千里)
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