学者は、ピラミッドこそ、後世の人々に残された遺言ではないかと考えています。( sarayut / PIXTA)
学者は、ピラミッドこそ、後世の人々に残された遺言ではないかと考えています。( sarayut / PIXTA)

世界中のピラミッド(35)ピラミッドに纏わる奇妙な符合

誤差数字286

学者は1インチを1年の時間単位に置き換え、そして、ピラミッドに関する長さや容積、天文学、数学などと、かの有名な「誤差数字286」を考えあわせた上で分析したところ、ピラミッド内のトンネルの謎を解明しました。

大ピラミッドの入り口は、建設当時から、ヘブライ人がエジプトから出て行った時期、すなわち、紀元前2615年頃から紀元前1486年頃までの間のことを意味しています。

最初の上昇通路はヘブライ人がエジプトから出て行った紀元前1486年頃から1世紀4月、すなわちイエス・キリストが処刑された日までを意味します。最初の上昇通路の終わりの日付は西暦30年4月7日、金曜日、イエスが処刑される日です。「女王の間」まで続く水平通路は、ユダヤ人がイエスを拒否したこと、そして、イエスの犠牲を象徴しています。

2つ目の上昇通路と大回廊は、キリスト教の布教を意味しており、計算によると、この大回廊が意味している日付は1世紀4月から1914年8月4日と5日で、当時、イギリスが第一次世界大戦の開戦を宣言した日でもあると言います。

最初の下降通路は1914年8月4日と5日から1918年11月11日の4年余りを象徴しており、まさに第一次世界大戦の時期と一致しています。後に、11月11日は2回の世界大戦の停戦記念日となりました。

大回廊の先にある前室は、1918年11月11日から1928年5月29日を象徴しており、斜めの通路がここで垂直に変わり、戦後の約10年間の緩和期を意味しているといいます。

2つ目の下降通路は1928年5月29日から1936年9月15日と16日までの間、「最後の試練」を象徴しています。これは明らかに世界的な経済不況と局部の戦争と一致しています。

1926年9月半ばは、『旧約聖書』の年表と一致しており、ヘブライ人の最後の試練の終点を意味しています。

古代エジプトの『死者の書』を研究している学者も、現在の天文学の日付と古代エジプトのピラミッドの通路や回廊内の設置が一致しているという結論を出しました。

これらのことが偶然の一致だというのでしょうか?

ピラミッドを研究している学者は、ピラミッドの設計者やその建設者たちが、未来の私たちのために何かを残したいと強く願い、そして、ピラミッドこそ、後世の人々に残された遺言ではないかと考えています。

(つづく)

――正見ネットより転載

(作者・意文/翻訳編集・天野秀)

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