何清漣
共産党の対外プロパガンダから読み取る江沢民路線排除のシグナル
中国共産党の第20回全国代表大会(党大会)で、習近平が再任できるかが決まる。今回の中国最高指導部における熾烈な権力闘争は、習が最高指導部入りした第17回党大会(2007年11月)の時と同じくらいの激しさを見せている。習が現在、同政権に挑む党内最後の陰の勢力、江沢民・曽慶紅勢力に全力で対抗しようとしているのが様々な事象から見受けられる。
筆者はかねてから、「北京(最高指導部)の内部者が提供した確かな情報」を基に、国内情勢を判断しないようにしている。
ニューヨークに本部を置く米国の中国語メディア「多維新聞」は最近、『鄧小平南巡30年』シリーズを掲載している。記事は、習近平が鄧小平の改革開放路線を受け継いでいくと示したほかに、江沢民元国家主席の名前に複数回、言及した。記事は、江沢民の政治的失敗は腐敗行為だけではないと主張した。特に、1月24日に掲載された『南方談話前後における2つの力の争い』は初めて江沢民について、鄧小平の改革開放路線を否定する政治的対立側にいたと非難し、「(江沢民による)路線闘争」と表現した。
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