米国のブリンケン国務長官。2021年3月27日撮影((Photo by CARLOS BARRIA / POOL / AFP)

米国務長官が豪州などを訪問へ、中共対抗は「最優先事項」=報道

米国務省は4日、ブリンケン国務長官が7~13日までの日程で、オーストラリア、フィジー、ハワイを訪問すると発表した。ロイター通信は、政策アナリストの話として、ウクライナをめぐる軍事的な緊張が高まる中、国際的影響力を増す中国当局への対抗は依然として米政府の最優先事項であると指摘した。

ブリンケン長官は豪州で、インド太平洋地域の安全保障を巡って、日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」の外相協議に参加する。ハワイでは、日米韓外相会談に臨む。

ロイターの報道によれば、米政府高官は、バイデン政権が同盟国などとともに「気候、海事、輸送を含む」新しい太平洋諸島構想を開始する予定だと述べた。

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