月の伝説(下)
夜を照らせる「人工衛星」を開発し、空に打ち上げることは本当に実現可能なことでしょうか。約数億年前のある古代文明の時期に転生したというある人がその体験を語りました。
彼の話によると、当時の文明は現在の文明を遥かに超えており、現在の人類が不可能だと思っていた多くの技術が、そこでは実現されていました。そして、地球の暗い夜を照らすため、巨大な人工衛星を打ち上げようと計画が進んでいました。
その人は当時、月を造り上げるプログラムに参加していたエンジニアでした。まず、月の骨組みを建て。そして、現在では理解できない高度な技術を用いて、月が宙に浮くようにし、それから、何隻もの巨大な宇宙船によって、宇宙への軌道に乗せました。
月の巨大な骨組みが軌道に乗った後、エンジニアたちは月内部の精密機械の組立作業を開始しました。まずはコアの部分から組み立て、様々な精密ギア、機械、動力設備などを設置していきます。
月のコア部分と外殻の間には骨組みしかなく、空洞となっています。最外層は厚い金属板で作られた保護外殻で、その厚さは数キロメートルにも達します。そして数年間もの努力を経て、ようやく月が完成しました。
当時、月の正面は太陽の光を反射して地球の暗い夜を照らすように設計されており、また、照明としての効率を保つため、月の正面を永遠に地球に向けるようにしました。
当時、月の創造に参加していたエンジニアたちは最も尊敬されており、長い間、人々から称賛されました。しかし、その後、月を造り上げた時期の人類文明は、やはり滅ぼされる運命から逃れられませんでした。その時代の人類は悪事をやり続けたことにより滅亡させられ、地球もひどく破壊され、結局、原始時代に戻され、文明もリセットされてしまいました。
現在の人類文明の前にもまた超古代文明があり、私たちの地球には、超古代文明の遺跡が数多く残されています。
神と神の奇跡と言えば、現在の「無神論」は神の存在を否定していますが、しかし、宇宙に行った飛行士たちは、実際に神の存在を感じたと言います。
このことは、科学技術と宗教への信仰は併存できることを示しています。宇宙に行ったことのある多くの飛行士もまた、神様の存在を信じるようになりました。
宇宙望遠鏡で捉えられた様々な我々人間の想像をはるかに超えた不思議な写真や、人類の智慧では到底理解できない神秘さは、まさに造物主の偉大な傑作ではないでしょうか。
(翻訳編集・千里)