ロシアは10日、隣国ベラルーシで大規模な合同軍事演習を開始した。ウクライナもこれに対抗し、国内で軍事演習を実施しており、情勢は緊迫の度合いを増している。3日撮影(2022年 ロイター/Sergey Pivovarov)

ロシア、ベラルーシで軍事演習 ウクライナも対抗

[ブリュッセル/モスクワ 10日 ロイター] – ロシアは10日、隣国ベラルーシで大規模な合同軍事演習を開始した。ウクライナもこれに対抗し、国内で軍事演習を実施しており、情勢は緊迫の度合いを増している。

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長によると、ベラルーシの演習には約3万人のロシア軍部隊が参加するほか、SU35戦闘機や地対空ミサイルS400なども配備される見通し。

ジョンソン英首相は10日、NATO本部を訪れ、ストルテンベルグ事務総長とウクライナ情勢を巡り協議した。ジョンソン首相は会談後の共同記者会見で、ロシアがウクライナ侵攻を「決定したとは考えていない」としつつも、「極めて壊滅的なことが近く起きることが不可能という意味でもない」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
イーロン・マスク氏が闇市場のスターリンク端末を停止。ロシア軍が衛星通信を失い、クピャンスクなど前線で攻撃中断。紙の地図や伝令に頼る事態に。ウクライナ国防省顧問がTelegramで明かす
スイス・ダボスでトランプ米大統領とゼレンスキー氏が会談。トランプ氏は「戦争は終わらせねばならない」「合意は近い」と強調し楽観。ゼレンスキー氏も成果を評価
プーチン大統領、クレムリンで米特使ウィトコフ氏とトランプ氏娘婿クシュナー氏らと会談。ウクライナ戦争終結へ領土問題・NATO加盟協議。トランプ氏の和平推進が鍵
ロシアはウクライナによるプーチン大統領別邸への攻撃を主張し、和平交渉の立場を再検討すると表明。対するゼレンスキー氏は捏造だと反論した。トランプ次期米大統領が仲裁に動く中、領土や安全保障を巡る火種が燻っている
トランプ氏とゼレンスキー氏がマー・ア・ラゴで会談し、20項目の和平案を協議した。安全保障やドンバス地域の帰属など難題は残るが、トランプ氏は交渉が最終段階にあると強調。終結への期待が高まっている