2016年10月、ニューヨークの国連本部にある国連のロゴマーク(Lewis Tse Pui Lung/Adobe Stock)

中国共産党の犯罪隠蔽 国連が手助けか

国際連合(国連)は、第二次世界大戦直後の1945年に設立された。公式サイトによると、「国家間の友好関係、社会的進歩、生活水準の向上、人権の尊重」を促進することを目的とした政府間組織である。

しかし、現実には、国連は本質的に腐敗しているように見える。2005年の英エコノミスト誌によると、イラクで行われていた国連の人道支援「石油と食糧の交換計画」の責任者を務めていたベノン・セバン元事務次長が、石油会社から賄賂を受け取ったと告発された。また、同じ事件で別の国連高官も賄賂を要求したとして訴えられた。

調査を進めると、セバン氏がイラクの旧政権からも賄賂を受け取っていたことが判明した。事件発覚後、セバン氏は辞職し、当時住んでいた米国を離れ、母国キプロスに逃げ帰った。彼は責任を問われることなく、今もそこに住み続けている。

▶ 続きを読む
関連記事
WHOが示す勧告は、非常に大きな影響力を持つ。新型コロナウイルス感染症のパンデミック期間中、WHOは世界最大級のテクノロジー企業と連携し、数十億人に対して情報や科学的議論を制限した
現代の脅威は目に見える戦争ではなく、日常を侵食する「超限戦」だ。中国共産党による静かな侵略から自由と主権を守るため、市民一人ひとりが現実を直視し、自律的な未来を選択するための指針を提示する
中国人民銀行(PBOC)が人民元の対外価値を引き上げる動きを進める中で、中国共産党政府が中国通貨に、より広範な […]
中国国防部が軍重鎮・張又俠らの失脚を発表。習近平との凄惨な権力闘争が白日の下にさらされた。100年に及ぶ党の「闘争哲学」がもたらす自壊の歴史を紐解き、独裁体制の限界と中国が歩むべき真の道筋を鋭く分析
出生率の低下は、中国共産党に対する国民の「静かなる抵抗」と捉えることができる